４色パッド印刷の適応性（三次曲面・平面にフルカラー印刷・多色印刷）とパッド印刷の仕組み・手順を説明

　４色パッド印刷の適応性ならびにパッド印刷の仕組み・手順をご説明いたします。
　三次曲面を得意とするパッド印刷は、プラスチック・ガラス・金属などあらゆる材質に印刷できます。
　４色パッド印刷機の４個のパッドでプラスチックにパッド印刷し一巡することで、フルカラー印刷（CMYK）完了です。

４色パッド印刷機

三次曲面の印刷を得意とする４色パッド印刷機を使って、
プラスチック、ガラス、金属、あらゆる材質に印刷できます。
複雑なでこぼこな形状にも簡単に印刷でき、
細かい文字でも、鮮明に仕上がり、
インク層が薄く、乾燥が速いため、
印刷直後に重ね刷りが出来るので、多色印刷または、
カラー印刷・写真印刷などの4色（CMYK）による色分解を
おこなうことによってが曲面・平面にフルカラー印刷ができ、
幅広くお客様のご要望に対応いたします。

←左の画像は、パッド印刷主要部品です。

　■パッドは、被印刷物の形状によって、
　　色々なパッドの形状から最適なパッドを選びます。

　■ブレード（刃）でインキをかきます。

　■凹版は、パッド印刷では必ず必要なものです。
　　（図柄をエッチングして彫った版）

　■インキは、プラスチックの材質、金属の材質、
　　ガラスの材質によってインキの種類を選びます。

　■受け治具は、被印刷物の形状により、必要です。

☆プラスチック成形・超音波溶着・印刷のプロフェショナル☆

原化成工業株式会社
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プラスチック成形と超音波溶着と４色パッド印刷と版下不要の印刷で21世紀を創造する
原化成工業（株）です。
自社企画の開発商品（プラスチック成形品）と致しましては、
三角ホイッスル（意匠登録済）・幅広紙はさみクリップ（実用新案登録済）・アクリル製ソフトカード（特許登録済）などのプラスチック製品がございます。
プラスチック成形と超音波溶着と４色パッド印刷や版下の不要の印刷（ダイレクト油性インクジェット）の技術を駆使して、商品完成までの工程を一貫して自社で構築しておりますので品質は良質なプラスチック製品を維持できます。

←左の画像は、インキを凹版から移し取ったパッドで
　被印刷物に押し付けた画像です。

　■印刷位置を固定するには、受け冶具が必要です。
　　（多色印刷・写真印刷などの場合、必ず必要です）

パッド印刷の仕組み・手順（１～７の工程を繰り返す）
１		インキ皿にあるインキを　インキ返しで凹版の上に　かぶせる。
２		凹版上へのインキのかぶせ　終了。
３		凹版面の余分なインキを　ブレードで取り除く。　凹み部分だけインキが残る。
４		パッドで凹版面のインキを　付着させる。
５		インキを付着させたパッドを　被印刷物の上に移動する。
6		被印刷物に印刷する。
７		パッドが上昇し、印刷完了。　以上で工程終了。　連続して印刷する場合は、　１に戻る。

パッド印刷の長所と短所

パッド印刷は、印刷媒体として柔らかいパッドを使う。この為、立体物へ直接印刷をする際の
形状的な制約が少なく、曲面にも簡単に印刷できる。
これが他の印刷方法では実現できないパッド印刷の一番の特徴である。
三次曲面や、凹部の内面、階段状の面にも印刷可能である。

パッド印刷は印刷精度や再現性の良さを生かして、立体物への繊細な絵柄の印刷ができる。
またウェット・オン・ウェットが可能である性質を利用して、４色分解によるカラー印刷を実現。

一方、パッド印刷の欠点としては、隠蔽性がスクリーン印刷より劣ることや、
広い面積のベタ面への印刷がやや難しいことなどがあるが手法により改善できる。